以前、世の中に溢れる転職サービス (求人サイト編)をやりましたので、人材紹介編も書いていきたいと思います。人材紹介は人材業界界隈では「転職エージェント」とも呼ばれます。同じ意味なので、頭に入れておいてください。
転職サービス(転職手段)の種類については、
世の中にある転職の手段を洗い出してみた - 人材会社出身者が書く転職・就職ブログ
にまとめていますので、人材サービスの全体を把握したい方は、まずはそちらをお読みになってからコチラの記事を読んだ方が頭に入ってきやすいかと思います。
人材紹介とは?
人材紹介会社の人が企業と転職者の間に入って、転職のお手伝いをしてくれます。
具体的にやってくれることとしては、
おすすめ企業の紹介
ヒアリングをして、その条件にマッチした求人票をいくつかくれます。
求人票・・・企業の募集要項が書いてある紙
面接のコツ伝授
転職エージェントは、希望する企業の求める人物像を知っているので、その情報を共有された上で面接に臨めます。面接に慣れていない人には面接の基礎指導もあります。
履歴書の添削
そもそも履歴書が通らないと、面接に進めませんので、これもありますわな。
面接日の設定
これは転職希望者が自身で設定する場合もありますが、忙しく人などの場合は、転職エージェントがやってくれることもあります。
上記以外にもありますが、メインはこんなところですかね。
メリットとデメリット
メリット
・自分で企業を探す手間が省ける
・プロ目線で企業を紹介してもらえる
・自分を分析してもらえる
デメリット
・企業からすると、紹介手数料を取られるので、採用のハードルが上がる
・自分ではなく、他人目線での紹介になる
・優秀な人材であればあるほど、人材会社から電話やメールめっちゃくるw
補足
おそらく、「企業からすると、紹介手数料を取られるのでハードルが上がる」が少し解釈難しい気がするので、噛み砕いて説明します。
株式会社Aという企業があるとしましょう。株式会社Aはとある人材会社に「いい人いたら採用したいから、紹介してよ〜」とお願いしています。人材会社は転職希望者のリストを眺め、「この人なら合いそうだ!」と転職希望者に株式会社Aをおすすめ企業として勧めます。もし、転職希望者がトントン拍子で面接に受かり、晴れて株式会社Aに採用されると、株式会社Aは人材会社に紹介手数料として、 転職者の年収の約30%を支払う必要があります。1人採用するのに結構高額なので、採用に慎重にならざるを得ないです。
人材紹介会社も無数にある
求人サービスと同様、人材紹介会社も無数にあります。
求人サービスをしているほとんどの人材会社は人材紹介も併用でやっていることが多いので、求人サービスと人材紹介、両方使ってみるのもアリです。
人材紹介の仕組みを理解した上でサービスを受けよう
ざっと人材紹介についてまとめましたがいかがでしたか?
メリットデメリットそれぞれを理解した上でサービスを受けないと自分の納得いく方向に進まない可能性もあるので、今回の部分を頭の片隅に入れておいてください。