トクナガの就職・転職のハナシ

元人材会社 / 現在フリーランス / 採用、動画制作、マーケティングなどをメインにしています

アニメ業界が死ぬほどブラック体質らしい

アニメ業界ブラック

本日は飲み会で面白い話を聞いたのでブログにてシェアします。忘年会的な飲み会があり、名前だけ知ってたがあんまり絡んだことのない人と隣になったので、普段どんな仕事をしているのか、諸々質問したらアニメ制作会社に勤めているとのことだった。深夜の1クールのアニメなども手掛けているとのことでした。アニメとは無縁の見た目だったので驚いたが(失礼w)、周りでアニメ業界に進んだ人がいなかったのでその話は新鮮でした。

アニメ業界のブラックな実態

ブラックの象徴「残業しまくり」

アニメ制作なのでそのアニメの放送日は事前に決まっており、制作のスケジュールも事前に敷かれている。そのスケジュール通りに進まなければアニメの放送予定日に放送できないわけなので、その納期はデッドラインです。1日7時間労働で間に合わなければ、8時間でも10時間でも20時間でも働かなければなりません。「間に合いませんでした」じゃ済まされない現実がそこにはあります。

ブラック残業のアニメ業界。それでも赤字になることもある

アニメ制作の予算が決められて、もちろん黒字が出るように制作を進めるのだが、このままでは納期に間に合わない、人が辞めて当初の予定が狂うなどの問題が発生した場合は、さらに別のイラストレーターに仕事をお願いしたりと費用がかさんでいく。そもそも自社だけでは全ての業務を完遂できないので、工程によって色んな会社に業務をお願いする形なので、その時点で結構なお金が飛んでいくのだ。めちゃくちゃ働いて頑張っているのに結局赤字なのはなんともかわいそうだ、、、。

アナログなアニメ業界がブラックの原因かも

世界から見た日本のアニメは素晴らしく、アニメは日本の誇りであるのは言うまでもない。そんな日本の誇りは最先端の技術によって支えられているのかと思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。昔はアニメは実際に1つ1つの動きを書くというとてつもなく途方に暮れるやり方をしており、流石に現在は技術が発展し、その作業はデジタルで代行できる部分も多いらしい。ただ、完全にデジタル移行しているわけではなく、長年アナログ作業をしてきた人にとってはそのやり方が慣れ親しんでおり、部分部分をアナログで行うことも多いという。それゆえ、時間がかかってしまい、ブラック体質に繋がるのかもしれない。

ブラックに耐えれず、アニメ業界から人がどんどん辞めていく

アニメが好きでアニメ会社に就職した人も現場のブラックさに嫌気がさし、別業種・職種に転職するパターンも多いという。「好きなことは仕事にするな」という言葉をたまに耳にするが、なんと辛いことだろうか。人が辞めれば前述した通り、代役を探す必要があるのでお金もかかるし、代役を探せなかった場合は人が少なくなった分、残った人にしわ寄せがいく。その結果、残業せざるおえなくなり、またそのブラックさに嫌気がさし、人が辞めるデフレスパイラルの完成だ。

ブラックな会社に日本人は入らない。ならば、外国人雇用

日本人がアニメ業界のブラックさを知ってしまったから入社が減っていることも関係して、外国人の雇用も非常に多いという。アニメ好きの人が一生懸命日本語を勉強して、就職を希望するのだという。ここからは時間がなくて聞けなかったのだが、その外国人達はブラックさに嫌気がさしていないだろうか。せっかく念願のアニメ会社に就職できたのにも関わらず、現実を知り、辞めてはいないだろうか、、、。是非とも母国に帰った際には自信を思って「日本のアニメ制作に携わっている。日本のアニメ制作は最高だよ」と口にして欲しいのだが、どうなのだろう、、、。

脱ブラックアニメ業界!日本の誇り「アニメ」を守りたい

僕はアニメをあまり見る方ではないのだが、一時期どハマりしたことがあり、普通の人よりは知っている方だ。アニメに興味がない日本人に見てもらいたいアニメがいくつかあるし、アニメに対しての印象が変わると思う。日本人もそうなのだが、日本のアニメ好きと言えば、外国人の皆様だろう。最近、英語の勉強に力を入れており、世界中の人と会話するアプリなどを利用している。その際、日本語を勉強している外国人には僕が日本語を教えるのだが、ほとんどの外国人が「●●のアニメで聴いた●●という日本語はどんな意味?知りたい!」と質問してくるのだ。遊戯王、イナズマイレブン、ドラゴンボールなどあらゆるアニメのセリフを知りたがるのだ。その際に日本アニメの世界への影響力の大きさを改めて感じましたし、このアニメ文化は守っていく必要があると強く思いました。そのために国をあげて、アニメ業界のブラックな労働環境にメスを入れて欲しいです。